Planter Heel Pain
American College of Foot and Ankle Surgeons(ACFAS)の臨床実践ガイドライン(2010年改訂版)によるとHeel Pain(踵部痛)の原因として関節原性(arthritic),神経原性(neurologic),外傷性(traum...
自分の畑は自分で耕す。
先日まで、東京で行われた理学療法学会に参加してきました。 いろいろなことを学び感じた学会でしたが、特に感じたことのひとつに「運動器リハちょっと将来的に危ういんじゃないか問題」があります。 もちろんこれはあくまで僕の主観ですし(そもそもそんなタイトルの問題でないです)、一概に...
オーストラリアで活躍されている日本人理学療法士
こんにちは。今回はオーストラリアで理学療法士として働いているHideaki Edoさんのブログを紹介します。 Hideさんは日本の理学療法免許とともに数年前にオーストラリアで理学療法士のライセンスを取得された、数少ない日本人の一人です。現在はパースにあるPrivate...


Curtin 大学院の実習について
Curtin大学ではthe master of clinical physiotherapy という一年間の理学療法士として働いている人用の大学院コースがあります。advanceな解剖や病態、evidence base、筋骨格系の評価、治療などの科目などいくつかありますが、...
腰椎のStabilization
腰椎のStabilizationと言えば、一般的には腹横筋や多裂筋といった筋肉の機能改善が一般的で、治療手法では呼吸を利用した方法やプランクやブリッジなどのトレーニング手法が利用されるかと思います。 これらの治療の基礎となっているのは、腰部のローカル筋の緊張性活動についての...
肩に対する徒手療法、エクササイズの効果とは?
肩関節痛に関しての治療は、GHに対する徒手療法や後方関節包のストレッチ、scapula stabilization,cuff strengthから脊柱に対する治療まで様々あります。またそれぞれの病態における症状がお互いoverlapすることも多いので、病態と機能異常の解釈が...
Clinical Prediction Rule
Clinical Prediction Rule(CPR)をご存知ですか? CPRは診断・治療・予後の正確性を増加させるためのツールであり、理学療法におけるCPRはアメリカを中心に開発が進んでいます。 例えば、腰椎のManipulationについてのCPRは、...
What's EBM?
EBMって? この間、友人と話している中で、「臨床研究ってどんだけ意味あるんだろう」という話になりました。 そこで恐れ多くもEBMについて書かせていただきたいと思います。 研究論文の増加や根拠に基づいた医療を重んじる時代の風潮に伴い、エビデンスを使った治療を選択する必要...
correlation and causality
臨床現場では常に今症状を引き起こしている原因は何かと問いかけながら、治療方針を決定していってると思います。この筋肉が固いから、この関節が不安定だから、このような動きだから→痛みが起こっているというような構図です。しかしこの原因→結果というのは簡単には判断できないことを頭に入...
Kinesiopathology
医師の専門性は病態をベースにして診断を下し、的確に処置をすることだと思います。これは世界中の仕事の中で知識、技術的または権利的にも医師にしかできません。 反対に理学療法の役割は?と聞かれたときにそれをしっかり答えられない中でやる臨床って迷いが必ず生じてくると思います。...