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Spinal mobilizations focused on neural tissue pain may effect not only musculoskeletal dysfunction b

  • Yudai SASAKI
  • Jan 23, 2016
  • 1 min read

腰椎関連下肢痛障害の多くは、よほどの重篤な病理解剖学的損傷をともなわない限り、理学療法を中心とした保存療法で治療が可能である。

理学療法の手段には間欠的機械牽引などの古典的な物理療法から、マッケンジーや脊柱モビライゼーション、神経系モビライゼーションなど様々な方法がある。

中でも、脊柱に対するモビライゼーションは多くの場合、脊柱管・椎間孔の拡大を目的に実施されるが、同時に末梢神経や自律神経系への生理学的な効果を与えることでも知られている。

この論文ではラットモデルに人工的に後根神経節の炎症を作り、当該文節に腰椎のオッシレーションを利用したモビライゼーション刺激を実施したところ

・疼痛刺激に対する逃避反応の減弱

・侵害刺激に対する神経の興奮閾値の上昇

・後根神経節の炎症性変化の改善

が見られたと報告している。

腰椎関連の下肢痛障害を有する患者は、可動範囲や椎孔のサイズなどの機械的な側面とは矛盾する症状の増加や軽減を呈することも多い。

そのような患者の場合、こういった神経生理学的側面が症状の程度に大きな影響を与えている可能性が考えられる。


 
 
 

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