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前十字靭帯損傷 手術?保存?

  • Yudai SASAKI
  • Apr 8, 2016
  • 1 min read

前十字靱帯損傷に対する有効かどうか?

臨床的には必要とする意見の方が多いように思われる。

解剖学的にも修復がかなり期待しにくい組織であり、

不安定性症状によるスポーツ復帰の阻害も大いに考えられる。

しかし最新のコクランレビューでは、前十字靭帯損傷の保存療法と手術で、中期〜長期的な予後に関する機能的スコアには違いがなかったことを説明している。

http://www.cochrane.org/CD011166/MUSKINJ_surgical-versus-conservative-interventions-treating-anterior-cruciate-ligament-injuries

過去の報告でも、手術例と保存例では将来的な変形性膝関節症発生割合に違いがないとするレビューも多い。

しかしながらこれは決して手術が必要ないという訳ではなく、保存例と手術例でどのような有害事象をもって予後不良と判断されたのかを考えるべきであろうし、

使用したアウトカムメジャーや対象者のスポーツバックグラウンドも結果に大きく影響を受けるかもしれない。

画像検査や構造的な診断以外のなんらかの所見も考慮した治療選択が必要だと判断すべきということかもしれない。


 
 
 

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