腰椎のStabilization
腰椎のStabilizationと言えば、一般的には腹横筋や多裂筋といった筋肉の機能改善が一般的で、治療手法では呼吸を利用した方法やプランクやブリッジなどのトレーニング手法が利用されるかと思います。 これらの治療の基礎となっているのは、腰部のローカル筋の緊張性活動についての...
肩に対する徒手療法、エクササイズの効果とは?
肩関節痛に関しての治療は、GHに対する徒手療法や後方関節包のストレッチ、scapula stabilization,cuff strengthから脊柱に対する治療まで様々あります。またそれぞれの病態における症状がお互いoverlapすることも多いので、病態と機能異常の解釈が...
Clinical Prediction Rule
Clinical Prediction Rule(CPR)をご存知ですか? CPRは診断・治療・予後の正確性を増加させるためのツールであり、理学療法におけるCPRはアメリカを中心に開発が進んでいます。 例えば、腰椎のManipulationについてのCPRは、...
What's EBM?
EBMって? この間、友人と話している中で、「臨床研究ってどんだけ意味あるんだろう」という話になりました。 そこで恐れ多くもEBMについて書かせていただきたいと思います。 研究論文の増加や根拠に基づいた医療を重んじる時代の風潮に伴い、エビデンスを使った治療を選択する必要...
correlation and causality
臨床現場では常に今症状を引き起こしている原因は何かと問いかけながら、治療方針を決定していってると思います。この筋肉が固いから、この関節が不安定だから、このような動きだから→痛みが起こっているというような構図です。しかしこの原因→結果というのは簡単には判断できないことを頭に入...
Kinesiopathology
医師の専門性は病態をベースにして診断を下し、的確に処置をすることだと思います。これは世界中の仕事の中で知識、技術的または権利的にも医師にしかできません。 反対に理学療法の役割は?と聞かれたときにそれをしっかり答えられない中でやる臨床って迷いが必ず生じてくると思います。...
運動解析
異常な運動が痛みを引き起こすのか、それとも痛みがが異常な運動パターンを作り出すのか。シンプルな事象ですが、これを判断するのはなかなか難しいと思います。 しかし近年では、痛みなどの症状とある特定の運動パターンの関連性が明らかになりつつあり、この異常な運動パターンを修正すること...
腱板損傷の理学療法
長期的に見た場合の腱板断裂は予後が良好と言われていますが、具体的なマネージメント、とりわけ手術するか保存にするかということについては議論があります。 最近でた論文では、保存療法と手術療法で比較した場合、一年後の結果に有意差がないということも言われています。また、手術を選択し...
海外の徒手療法コース
こんにちは。いろいろ機会があってオーストラリアの理学療法のコースについて調べる機会があったので、参考までに紹介します。 整形外科について言えば、治療法にエビデンスがまだなくても、運動系のスペシャリストであるPTはアセスメントを含めた徒手療法をしっかり勉強する必要があると思っ...
相関関係と因果関係
臨床現場では常に今症状を引き起こしている原因は何かと問いかけながら、治療方針を決定していってると思います。この筋肉が固いから、この関節が不安定だから、このような動きだから→痛みが起こっているというような構図です。しかしこの原因→結果というのは簡単には判断できないことを頭に入...