Strain differences among superficial and deep layers of rotator cuff tendon
- Yudai SASAKI
- Dec 22, 2015
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腱板の病理の進行は多くの場合、深部の線維から始まる。この事実は、長年肩の障害の主たる原因とされてきた肩峰下インピンジメント症候群の原因に疑問を投げかける一因でもあり、多くの議論がある。
しかしながら動作中の腱線維への力学的負荷の動態変化はin vivoでの計測が難しいこともあり、まだまだ詳細が分かっていない。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/21630330

上記の研究では、IsometricまたはIsotonic挙上中の腱板の浅部・深部の線維のStrain強度の違いを、心臓エコーで使われる2D Speckle Echo Cardiographyという手法を用いて検討している。
結果、Itometricでは浅部>深部の方が強いStrain強度が発生していたものの、Isotonicでは深部>浅部の方が強いStainを呈し、腱板断裂の局在に関する一因を説明している。
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