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肩に対する徒手療法、エクササイズの効果とは?

  • Hiroki Saito
  • Apr 12, 2015
  • 1 min read

肩関節痛に関しての治療は、GHに対する徒手療法や後方関節包のストレッチ、scapula stabilization,cuff strengthから脊柱に対する治療まで様々あります。またそれぞれの病態における症状がお互いoverlapすることも多いので、病態と機能異常の解釈が難渋します。

The Comparative Effects of Spinal and Peripheral Thrust Manipulation and Exercise on Pain Sensitivity and the Relation to Clinical Outcome: A Mechanistic Trial Using a Shoulder Pain Model

http://www.jospt.org/doi/abs/10.2519/jospt.2015.5745#.VSsUxBOUcmU

こちらのstudyでは、肩関節痛に対して、肩に対するthrust manipulation,頸部に対するmanipulationと肩のエクササイズ群の三つに分けて、それぞれのpain sensitivityの変化を見ています。結果は、三つの介入の種類に関わらず、すべての群でpain sensitivityの改善が見られました。

つまり短絡的な言い方をすれば、肩にアプライしようが頸部にアプライしようがまたはエクササイズを選択しようがpain sensitivityに関しては効果を出せると言えるかもしれません。つまり介入はそれぞれ狙った組織、部位にメカニカルな効果(肩の関節の副運動が促進され、痛みが減ったなど)があると思いがちですが、pain sensitivityが改善した理由としては単純な 神経生理学的な反応(神経的な抑制)の方が説明がつくかもしれません。


 
 
 

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