Give a window to change , not a solution
- Hiroki Saito
- Nov 12, 2015
- 1 min read
様々な治療テクニックがありますが、セラピストが行っている治療は本当に運動学的に関節や軟部に作用して関節可動域や筋力の増強がみられるのでしょうか??
徒手療法の効果をみる研究では、セラピストが行う徒手的な治療とsham interventions(例えば、肩甲骨ではなくその上の皮膚をただ動かすだけの治療)または出力のない超音波などと比較して効果が変わらないことがいわれています。 つまり多くの治療のメカニズムは神経的抑制がメインではないかといわれています。
リンクの動画のように相手の耳を触って、SLRがあがります。 誰かに話すだけでSLRがあがります。 骨盤をいじって、上肢の筋力があがります。
上記は全部、神経系に働きかけているだけです。
決して即時的なテクニックを否定するわけではありません。即時的に効果が期待できるならどんなテクニックでも使うべきです。
ただ大事なのは、その即時効果を得られて患者さんが長期的に改善できるかを考えることです。それがなければ、単純に同じ治療を永遠と繰り返すだけです。セラピストが行う治療は改善する手段ではなく、改善するためのきっかけを作るために使うべきです。
http://ramseynijemfitness.com/2015/09/16/the-transient-state-of-the-nervous-system-a-window-of-opportunity-not-a-solution/
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