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Qualitative research

  • Yudai sasaki
  • Oct 31, 2015
  • 2 min read

The clinical reasoning of musculoskeletal physiotherapists in relation to the

assessment of vertebrobasilar insufficiency: A qualitative study

http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/20381404

Sweeney and Doddy in Manual Therapy (2010)

椎骨脳底動脈障害(VBI)の評価に関する理学療法士の臨床推論過程を調査する目的で実施された研究です。

この研究の研究デザインはちょっとユニークで、数値的な指標を使わずに、

患者の問診・検査所見に関するレポートを読んでもらい、各理学療法士がどのようなタイミングもしくは理由からそのような判断に至ったのか確認するという調査を行っています。

Qualitative research質的な調査と呼ばれる方法のようです。

その結果、ほとんどのPTは主観的評価の初期の段階からVBIの存在を予期しているものの、むしろ客観的評価からはVBIの可能性をあまり自信を持って答えられないということが分かりました。

こういった類のリサーチはエビデンスの客観性という点では劣るかもしれません。しかしながら、鑑別診断として使われる伸展回旋などのポジショナルテストが実際の臨床場面ではあまり役にたってない可能性など、臨床上のリアルを反映してくれる可能性もあるのかもしれません。

特に理学療法のように、医療として型にはまりにくい分野の場合、こう言った質的な調査を、量的な調査に組み込む必要性があるようです。

2012年のManual therapyに投稿された論文では「パラダイムシフトの準備はできているかい?」というなかなか挑戦的なタイトルでその必要性が説明されています。

>>Ready for a paradigm shift? Part 1: Introducing the philosophy of qualitative research

Petty et al. in Manual therapy(2012)

http://www.manualtherapyjournal.com/…/S1356-689X(12)000…/pdf


 
 
 

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