Is MRI useful to predict return to play after hamstrings injury?
- 佐々木雄大
- Aug 25, 2015
- 1 min read
ハムストリングス損傷は、肉離れの中でも最も発生頻度の多い部位で、患者の治療・スポーツへの復帰などが問題になるだけではなく、多くの例で再損傷が起こります。
過去の報告では1年以内の再損傷は14%~63%にものぼり、復帰をあきらめて引退を決断するという選手も少なくありません。
損傷・回復の程度を確認するために、種種の画像検査が使われています。しかし、MRIなどの画像検査はその費用もあり、簡単に何度も撮影できるものでもありません。
Reulink 2014はスポーツ復帰に至った89%(47/53例)が、復帰後もMRIの異常像が観察されたと報告しています;STIRイメージで浮腫または瘢痕を疑う所見が残存していた。
Reulink 2014 MRI observations at return to play of clincially recovered hamstrings injury. BJSM 48:1370-1376
http://bjsm.bmj.com/content/48/18/1370.full.pdf+html
これまで、損傷の程度を表すGradeが復帰の時期に関連しないことなどが言われてきているが、この報告でもそれと同様の内容を表しているかもしれません。
https://soundcloud.com/bmjpodcasts/hamstring-injuries-with-carl
では、安全な復帰のために、もっとも有効な所見は何でしょうか?他の診断学的所見や、PT独自の機能障害所見の双方を考慮した、主要因子の検討が期待されます。
Comentarios