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Tendinopathy

  • 佐々木 雄大 Yudai Sasaki
  • Jul 3, 2015
  • 2 min read

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8月22日の勉強会開催にあたり,勉強会で紹介させていただく内容を少し,何回かに渡ってご紹介させてください。まあ、ほぼ宣伝です(笑)

Tendinopathy 腱障害は大きく腱炎 Tendonitisと腱症 Tendinosisに分かれます。

いずれも腱,もっと細かく言うと腱細胞に由来する症状です。しかし二つには大きな違いがあります。

腱炎 Tendonitisが単純な炎症プロセスで,治療においても抗炎症剤や安静が功をそうするのに対し,

腱症 Tendinosisは病理生物学的には,変性プロセスであるとされています。つまり,炎症という修復プロセスの一環は基本的に存在しません。

多くの研究で,腱の障害が発生している組織にサイトカインの蓄積がないことが報告されており,変性プロセスが主であることを裏付けています。

また多くの腱の障害がこの腱症に該当するとされています。

変性とは言いますが,軟骨の傷害を主体とした変形性関節症とは異なり,腱症の場合の変性は可逆的です。

しかし臨床的に難しいのは,どの程度の負荷が加われば損傷(変性)に結びついてしまうのか?逆にどのような刺激は修復につながりうるのか?ではその刺激をどのくらいの程度で行うと良いのか?これらの問題についてがまだ明確な答えが出ていないようです。

特に肩の腱板障害については膝蓋腱やアキレス腱の研究に比べて,研究が遅れています。

今回の勉強会では,腱板の障害が疑われたケースを提示しながら,過去の臨床研究の結果を参考にどのような方法が保存療法として効果的かについて考察していきたいと思います。

まだ参加の枠もあります。新潟のローカルな場所で行う勉強会ですが、ご興味のある方の参加をお待ちしています。

日時:8月22日 15:00~18:00

会場:新潟市 こん整形外科クリニック

会費:2000円

申し込み方法:

physiotetris@gmail.comにメールをいただき,表題に「勉強会」と記入し,本文に

①氏名

②ふりがな

③所属

を記入の上,ご連絡ください。

*締め切り:

8月8日 土曜日までにお願いします。


 
 
 

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