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The addition of cervical unilateral posterior–anterior mobilisation in the treatment of patients wit

  • Hiroki Saito
  • Apr 6, 2015
  • 2 min read

The addition of cervical unilateral posterior–anterior mobilisation in the treatment of patients with shoulder impingement syndrome: A randomised clinical trial

http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/23791561

臨床研究ではどの患者さんを研究にいれる(inclusion)または入れない(exclusion)ということが一つ大事になり、その良し悪しで研究の結果が変わったりすることがあるようです。

この研究では、頸部mobilizationが肩のインピンジメントに効くかというのを調べる研究です。結果としては、"効かない"とう結果です。 ただ他の研究者からの意見で、⑴40%近くの患者が症状が起きてから一ヶ月未満であること⑵明らかに頸部症状がある患者を対象から外していることで、頸部モビライゼーションが効果的でる確率を下げているんじゃないか?とう指摘が入ります。 http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/25680574

その後、それに対する著者の返答では、対象にしたかったのは肩の痛みの原因がインピンジメントが主要なもので、頸部の病態が肩の痛みを引き起こすインピンジメントに似た症状の患者を外す目的があったとのことです。つまり頸部の運動連鎖の不具合で肩に痛みが生ずるような患者に対して頸部のモビライゼーションが効くのかを調べたかったとのことです。

エビデンスを元にした治療の一つである"文献で言われていることを患者に当てはめる"ということは、その研究がどのような患者を対象にしてたのか、それが目の前の患者と同じなのかをしっかり考慮することが大事ですね。それがうまくできないと、結局エビデンスを元にした治療なんて使えないじゃん。。。。ってなりますし、それがうまくできればある特定の患者にエビデンスがバシッとはまり効果が高くなるかもしれませんね。文献を吟味するのは難しいです。。


 
 
 

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